日々の料理に欠かせないスパイスやハーブの中でも、控えめながら確かな存在感を放つのが「ベイリーブス(ローリエ)」です。煮込み料理などで一度は使ったことがある方も多いでしょう。今回はこのベイリーブスについて、その歴史や特徴、栄養情報、そしておすすめの使い方などをご紹介します。
ベイリーブスの歴史と背景

ベイリーブスは、クスノキ科の常緑樹「月桂樹(ローレル)」の葉を乾燥させたものです。古代ギリシャやローマでは、月桂樹は神聖な植物とされ、勝利や栄光の象徴として「月桂冠」が用いられていました。詩人や英雄に冠として授けられたことからも、その歴史的価値がうかがえます。
料理に用いられるようになったのは中世以降で、特にフランス料理やイタリア料理で広く普及しました。独特の芳香とほのかな苦味が、肉や野菜の煮込みに深みを与えることから、ヨーロッパ全土、さらには世界中に広まっていきました。
ベイリーブスの栄養成分

ベイリーブスは調味料として使用されるため、一度に摂取する量は非常に少量です。栄養面での効果を直接得ることはあまり期待できませんが、以下のような成分が含まれています。
- 食物繊維
乾燥葉には豊富な食物繊維が含まれており、腸内環境に良いとされますが、摂取量が微量なため料理での栄養摂取源としては限定的です。 - 精油成分(シネオール、オイゲノールなど)
これらはベイリーブスの香りのもとであり、料理に風味を与える大切な成分です。加熱することでその香りが料理全体に広がり、食欲を引き立てます。 - ビタミンやミネラル(ビタミンA、カルシウム、鉄分など)
含まれてはいますが、やはり使用量が少ないため、実質的な栄養補給にはなりません。
ベイリーブスの使い方とおすすめアレンジ

ベイリーブスは香りが強いため、煮込み料理の際に1〜2枚加えるだけで十分な風味を得ることができます。使い方のポイントは、「長時間の加熱」です。煮込むことで、苦味が抑えられ、芳香がまろやかに溶け出します。
代表的な使い方:
- シチューやカレー
肉や野菜の煮込みと相性抜群。ベイリーブスを入れることで全体に一体感のある味わいに仕上がります。 - トマトソースやブイヨン
洋風のスープやソースベースに使うことで、深みのある香りと味を演出します。 - ピクルスやマリネ
酢との相性も良く、香りづけとして使用されます。保存性や風味が増します。 - 自家製スパイスミックス
乾燥ハーブやスパイスと混ぜて、自分だけのブレンドを作るのもおすすめです。
使用後は食べられないため、盛り付け前に取り除くのが一般的です。加熱後の葉は硬く、消化に適していません。
まとめ

ベイリーブスは、料理に豊かな香りと奥深い味わいを加える名脇役です。古代から人々に愛されてきたその歴史と、日常の料理に取り入れやすい使い勝手の良さが魅力です。少しの工夫でいつもの料理が格上げされる、そんなスパイスとして、ぜひ日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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