低糖質でヘルシーなおからパウダーを上手に使おう

スーパーなどで見かける「おからパウダー」が気になっている人もいるのではないでしょうか。おからといえば、スーパーフードとしても知られており、ダイエットのために食事に取り入れる人も増えています。

おからパウダーとはどのようなものなのか、食卓への取り入れ方も含めて解説していきたいと思います。

おからパウダーとは

真っ白で細かい粉のおからパウダーは、大豆の搾りかすであるおからを使い、乾燥させたものをいいます。大豆製品のなかでも栄養価に優れていることでも知られています。生でおからを食べるよりも約4倍にもなる食物繊維が含まれており、野菜よりも多いといわれています。おからはもともと長期保存ができない特徴があったので、大量に捨てられていた過去がありました。処分するにも費用がかかりますし、捨ててしまえば食品ロスになってしまいます。環境のことも考え、乾燥させたおからパウダーが考案されました。

おからは主食として食べているパンやご飯と比較してもカロリーが少なく、ダイエットにも向いています。糖質も少ないので無理なく代用でき、毎日の食事で使いやすいことでも知られています。大豆にはもともと脂肪燃焼効果もありますので、搾りかすであるおからにも嬉しい成分が含まれます。

おからは膨張効果もあるので、おなかに入ると適度な満腹感もあるなどさまざまな効果が期待できる嬉しい食材でもあります。これはおからのなかに含まれている「大豆β-コングリシニン」と呼ばれる成分になり、肥満が気になる人のBMIを低下させてくれます。日ごろからちょっと食べ過ぎてしまう人にとっては、おからパウダーが役に立ちます。

大豆製品ならではの癖がないこと、食事にちょっと足しても続けやすいのがポイントです。

おからパウダーを使ったレシピ

おからパウダーを食卓に取り入れたいと思いつつも、どう使ったらいいのか戸惑っている人もいるかもしれません。食べ物や飲み物のなかにいれてもいいですし、使う料理を選ばないのもポイントです。おからパウダーは粉のサイズによる違いがあります。飲み物サラダヨーグルトなどに使う人は「超微粉」が使いやすいと思います。小麦粉として代用するのであれば「微粉」もありますし、パン粉のつなぎは「粗挽き」を選びます。

飲み物に入れるときは、小さじいっぱいをそのままで溶かします。溶けなくてもそのままおからとして食べてしまっても問題ありません。

ケーキドーナツなどの洋菓子のなかにおからパウダーを入れる方法もあります。ドーナツなら、おからパウダーにベーキングパウダー、牛乳や砂糖、卵を入れて作るシンプルなものです。他にもハンバーグやコロッケなどどんな食事にもおからパウダーが使えるので飽きずに続けられると思います。フリットムニエルに使っても美味しいのでおすすめです。

まとめ

おからパウダーは使う場所を選びません。使いやすい粉のサイズも含め、ちょっと足していろいろ使い試してみてください。

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