食後に温かいお茶を飲むとほっとしますよね。お茶にもたくさん種類がありますが、香ばしく健康に嬉しい効果が期待できるのが「ごぼう茶」です。食品としてごぼうを食べるのは苦手な人でも、ごぼう茶にすると、飲みやすく続けやすいのも特徴です。ごぼう茶とはどういうものなのか、どんな効果が実感できるのかについて紹介したいと思います。
ごぼう茶とは
ごぼうを細かく切って乾燥させたものになり、焙煎して作っています。ごぼうは中国では「薬草」として知られており、日本に伝えられたものです。「牛蒡子」と呼ばれる漢方薬になり、殺菌作用や、解毒作用などが期待されていました。
ごぼうの根の部分にも、利尿作用があるとして、新陳代謝を高めるために使われていました。ごぼう茶はハーブティーに分類され、ほんのりと甘みがあり、ごぼうならではの味わいなど、つい飲みたくなるお茶でもあります。ごぼう茶は、抽出して作り余計なものを入れていないので、ゼロカロリーになります。
カフェインも含まないため、夜寝る前に飲んでも問題ありません。カフェインを控えている人にとってもごぼう茶なら安心して取り入れられます。ごぼうならではの豊富な栄養素が取り入れやすいのもごぼう茶の嬉しい点です。
ごぼう茶にはどんな効果が期待できる？
もともと薬用として使われていたこともあり、ごぼう茶ならではの健康効果はたくさんあります。効能も多いのでおすすめする理由を知ると、積極的に飲みたくなりますよ。
・サポニンによる免疫力向上
ごぼう茶には、サポニンと呼ばれる栄養素が含まれています。水に溶かして混ぜると泡立つ性質を持っているものになり、抗酸化作用の高さでも知られています。サポニンが、ナチュラルキラー細胞を活性化させてくれるので、体内に入ってきた菌を退治してくれます。
発汗作用などの身体を温めてくれる効果もあるため、冷え性に悩んでいる人にもおすすめ。肩こりなど気のめぐりが気になる人にとっても、サポニンの良さがあります。ごぼう茶にはサポニン効果がより高まると言われているため、飲まない理由がありません。
・イヌリンが腸内環境を整える
ごぼう茶の中に含まれているイヌリンは、水溶性食物繊維です。ごぼうのなかにはオリゴ糖なども含んでいるため。腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える効果が期待できます。便秘で悩んでいる人の多くが、悪玉菌が増えてしまい、腸内環境が乱れてしまっています。ごぼう茶はヘルシーなのに、腸に嬉しい成分がたくさんあるのです。また、イヌリンは、食後の血糖値の上昇を抑制する効果も期待でき糖尿病予防にも向いています。
・アンチエイジング効果が期待できる
ごぼう茶にはアンチエイジング効果も高いと言われています。これはサポニンによる高価になり、脂肪の吸着効果があるので、皮脂の過剰分泌を防ぐ効果があります。ニキビや毛穴が気になる人にとっても向いています。またサポニンには抗酸化作用があるため、生活習慣病が心配な人にもおすすめです。ごぼう茶ダイエットなどもありますし、美容を気にしている人にとっても、ごぼう茶は強い味方なのがわかると思います。
ごぼう茶の選び方のポイント
ごぼう茶はさまざまなメーカーから出ていますが、よりその効果を高めるためには、皮ごと使用しているものを選ぶようにしてください。ごぼうの栄養は皮に多く含まれており、栄養をより効果的に取り入れることにも繋がります。また、できれば国産のもので無農薬のごぼう茶を選んで続けるようにしましょう。
まとめ
ごぼう茶は、美容や健康にも嬉しい飲み物です。カフェインの心配もないからこそ、ほっとしたいときや、食後などに飲むと、さっぱりとしますよ。
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