野菜は栄養豊富なのもあり、日々の食卓に積極的に取り入れたいものですよね。さっぱりとした味わいで気軽に楽しめるのが「茹で野菜」の魅力です。野菜が苦手な人にとっても食べやすい方法です。でも茹で野菜というと、栄養がなくなってしまうと思っていませんか。
茹で野菜について、わかりやすく解説していきます。
茹で野菜とは
野菜をたくさん食べようとしても、量を摂ろうとすると生野菜では限界があります。生活習慣病を予防するためにも、1日350g以上の野菜を摂取するのが望ましいといわれています。野菜はほとんどが水分になるので、量を食べているつもりでも不足しやすいといわれています。茹で野菜にするとカサが減りますし、たっぷりと食べられるようになります。茹でて野菜を食べると、生野菜の3倍以上の量が食べられるといわれています。
茹で野菜にすると野菜の栄養がなくなるのでは？と思っている人もいるかもしれません。主に茹でて変わるといわれているのが水溶性のビタミンです。例えばビタミンCやビタミンBなどが該当します。ビタミンのなかには熱に強いものもありますし、そこまで大きく変わらないものもあります。茹で時間を短縮するだけで栄養不足を補えます。
また、炒めるときに少し酢を加えるとビタミンCの破壊を抑えられるともいわれています。
茹で野菜のメリット
茹で野菜は、野菜本来のアクも減らせますし臭みも少なくなります。そのため、野菜が苦手な人でも食べやすくなるのがポイントです。野菜本来の甘みやうま味が増しますし、口当たりもよくなります。油を使っていない分、カロリー的にもおさえられますので、ヘルシーに食べられるのも特徴です。野菜そのままでもいいですし、ドレッシングを足して食べると、より茹で野菜を気軽に取り入れやすくなります。
また茹で野菜にすると冷凍保存がしやすくなるメリットもあります。生野菜だと1週間程度しか保存できませんが、冷凍になると1か月程度保存できるようになります。一度冷凍をしておくと料理の手間も省けるようになります。手軽に食卓に取り入れやすくなるのも、茹で野菜のメリットといえるのではないでしょうか。
野菜が必要だといわれている理由
野菜が必要だといわれているのは、身体にとって必要な栄養素がたくさん含まれているためです。野菜にはビタミンやミネラルなどの栄養が豊富に含まれており、健康維持に最適な食べ物です。
生活習慣病の抑制にもなりますので、野菜は積極的に食べるのをおすすめします。また、野菜のなかには食物繊維が豊富に含まれているため、便秘の予防にもなります。
まとめ
茹で野菜は、野菜をたくさん食べられること本来の味を存分に楽しめる方法です。調理の仕方や一工夫によっても栄養がそのまま食べられます。また、茹で野菜のパウチなどもあるので、使いやすいものを選ぶようにしてください。
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