ちょっとしたおやつやお茶請け菓子として人気なのが「甘納豆」ではないでしょうか。日本の伝統的なお菓子の一つになり、シンプルながら使用する豆によっても味が変わってきます。甘納豆を食べたことがあっても、どんなものなのか意外と知らない人も多いのではないでしょうか。甘納豆の起源も含めご紹介したいと思います。
甘納豆とは
甘納豆にはさまざまな豆が使われており、大豆やささげ、ソラマメ、エンドウ豆、うずら豆、金時豆などそれぞれ味が変わってきます。地域によってはサツマイモや栗を同じように味付けしたものを芋納豆と呼ぶそうです。甘納豆は砂糖漬けにした和菓子全般が対象になるため、使う種類をそこまで限定していないようです。色とりどりの豆を使っているため、宝石箱のような美しさも感じられますね。
そんな甘納豆は江戸時代の後期に、幕末にて発明されたものです。赤飯の材料として使われていたささげ豆を、お菓子として使えないかと職人さんが考え作り出しました。ささげ豆は皮が丈夫でしっかりとしているので、赤飯では縁起のいい豆として使用され、価格も手ごろだったそうです。庶民の間で食べられるお菓子として甘納豆を考えたといわれています。
今では甘納豆と呼ばれていますが、もともとは“淡雪”と呼ばれていたそうです。 ちなみに納豆とつくので疑問に思っている人もいるかもしれません。納豆には大きく分けて2通りがあります。私たちが食事で食べている納豆は「糸引き納豆」と呼ばれるものです。麹菌を使って作る「塩辛納豆」が甘納豆の由来になっています。塩味もありますし、味噌に近いものとしても分類されています。甘納豆が生まれた当時、浜納豆が有名だったので、甘名納糖がなまって甘納豆になったそうです。
甘納豆は簡単に作れる
甘納豆は、作り方さえ知っていれば自宅でも簡単に作れるお菓子です。原料となる豆を一晩水に浸してふっくらとさせ、たっぷりの水のなかに加え火にかけ3時間程度。豆が手でつぶせるぐらい柔らかくなるまで茹でていきます。ザルに上げてグラニュー糖を入れ火にかけ豆を入れ、一晩ゆっくりとしみ込ませます。翌日、ボウルにザルを乗せて分け、もう一度グラニュー糖を使って火にかけ豆を加え、2回目の砂糖漬けをします。さらに半分くらいになるまで煮つめ、混ぜながら液体がほとんどなくなったら完成です。粗熱をしっかりととって、風通しのいい場所で乾燥させます。表面が乾いたあとにグラニュー糖を再度まぶしたら、美味しい甘納豆の完成です。
まとめ
甘さもしっかりとしているのでお茶請けとして食べるのがおすすめです。どんな豆で作ったらより好みの味になるのか、いろいろ試してみるといいかもしれません。甘納豆は江戸時代に職人さんが庶民を思う優しさから生まれたお菓子です。砂糖が高価だった時代にも重宝されましたし、今でも私たちを楽しませてくれる嬉しいお菓子です。
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