豆には日々の食事では摂りきれない、豊富な栄養が含まれています。どんなに豆が優秀な食材だとしても、美味しくなくては続けられません。豆といっても種類がありますし、ブランド（メーカー）によっても味わいが変わります。大きな実に甘みの強い「丹波大納言小豆」の美味しさを一度体験してみませんか。
丹波大納言小豆とは
日本で昔から兵庫県・京都府などで栽培されてきた小豆です。一般的な小豆は薄めの茶色をした小粒のものをイメージすると思います。その点、丹波大納言小豆は、大粒で濃い赤色をした外観が特徴でもあります。漬けると濃い茶色にも黒にも見えるので、見た目からして全く違います。芳醇な甘みと香りを楽しめる小豆になり、最高級品としても知られています。関西が生産地なのもあり、なかなか手に入らないなんて声も。老舗和菓子屋さんなどで使われることも多い、貴重な小豆です。
丹波大納言小豆は、豆のなかでも「晩成種」に分類されます。そのため、生育する期間が長くとても手間暇のかかる小豆です。一気に枯れるのではなく段階的に進んでいくため、何度も作業を必要にします。枯れたものを手作業で回収しなくてはいけないのも大変です。一年のなかで11月前後に回収されることもあり、天候の影響なども受けやすく大変です。
一粒ごとに丁寧に作られているからこそ、豆もしっかりとしていますし、味わいも濃厚です。一般的な小豆と比べると、お値段も高いのですがイメージが変わるほど美味しい小豆です。
丹波大納言小豆の美味しい食べ方
丹波大納言小豆は、その大粒の豆感をいかした料理のほうが向いています。例えば赤飯のなかに入れる小豆として使うと、炊けたときの香りの良さで幸せなひとときを実感できます。他にもぜんざいとして食べても美味しいですし、煮物やおはぎなどの和菓子にも使えます。ちなみにこれからの時期は気温も高くなるため、冷蔵庫で保存するのをおすすめします。もともと皮が薄く美味しい小豆なのですが、気温が高くなると傷みやすくなります。冷蔵庫で保管しているほうが、長くその美味しさを実感できます。
まとめ
丹波大納言小豆は、ちょっとお高めではありますが、まるで高級スイーツを楽しんでいるかのような味わいが楽しめます。発売するとあっという間に売り切れてしまうほどの人気食材です。今までの小豆とは違った味わいを、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。甘みも強く、豆が苦手な人でも食べられるはずですよ。
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