日本では昔からお祝い事などに食べられているのが「赤飯」です。モチモチとした食感と、赤飯ならではのなんともいえない懐かしい風味が、食べたくなる人もいるのではないでしょうか。
身近なものではありますが、赤飯について詳しく知らない人もいると思います。赤飯の意味や歴史も含め、詳しくお話していきたいと思います。
赤飯とは
赤飯とは、もち米に小豆やささげ豆などを使い一緒に炊き込んだご飯のことです。見た目が赤っぽい色をしているのが特徴になり、あくまでもおこわの一種に分類されます。この赤は豆の色がゆで汁になりもち米に吸収されてできるものです。
もともと食べられていた赤飯は、赤米のインディカ米を使ったものになり、炊き上がったときに赤飯のような見た目に仕上がります。赤米が庶民の食卓にも取り入れられるようになったのは、江戸時代の後期になりお祝いの日の食事として定着していきました。江戸病と呼ばれた脚気の解消にも向いていると考えられ、積極的に取り入れられていたそうです。
昔はお米が高級なものでしたし、神様にお備えしていたのが赤米でした。邪気を払い災いを避ける魔よけの食事としても取り入れられるようになったのです。
地域によって赤飯は違う
地域によっても赤飯に使う豆の種類がことなり、北海道や東北では甘納豆を使っているそうです。甘納豆の場合、炊いても赤くはなりません。そのため食紅を足して赤飯のように見せて作られているそうです。甘納豆は最後に足して使います。
新潟県では、おこわに近い見た目になるしょうゆ赤飯が使われますし、福井県では里芋を使った赤飯を作ります。地域で採れる食材を使って赤飯を作る文化が昔から伝えられています。縁起物でもあり、地域の人たちによって伝承されて今に伝わっています。
関東ではささげ豆を使うのが多いのではないでしょうか。小豆は炊いたときに薄皮の部分が割れてしまうことも多いため、武士の切腹をイメージしてしまうことからあえて避けていたそうです。今でもささげ豆の文化が根強く残っており、鮮やかな色味や風味が楽しめる赤飯が主流です。小豆を使ったほうが、柔らかく穏やかな仕上がりになるといわれています。
赤飯の栄養は
赤飯に使われている豆によっても変わりますが、良質なたんぱく質はもちろん、ビタミンB群やカリウム、食物繊維を豊富に含んでいます。白米よりも糖質こそ多いものの、もち米としてよく噛んで食べるため、少量でも満足できるためダイエットに向いていると考えられています。ささげ豆や小豆はそれぞれ栄養が豊富なので上手に食卓に取り入れてください。
まとめ
赤飯は、もちもちとした食感もあり美味しい日本の文化です。見た目も赤っぽい仕上がりになるので、お祝いの席にもぴったりです。栄養も豊富ですし、入れる豆を変えるだけでも味わいが変わってきます。お住いの地域ならではの赤飯もいいですが、たまには違う豆を使って赤飯を炊いてみるのも新鮮で面白いかもしれません。
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