縁起のいい食べ物9選！開運食材をつかって結婚祝いしよう！

お祝いごとにぴったりな開運食材。縁起のいい食べ物をつかった料理は、結婚や内祝いにも最適です。

今回は、ご自宅のお料理でも使えるような「縁起のいい食べ物９選」をご紹介。ネット通販での購入できる食材もあるので、ぜひ参考にしてください。

1 そもそも「縁起のいい食べ物」って？
2 「縁起のいい」食べ物9選！
3 「縁起のいい食材」で素敵なお祝いにしよう！
4 縁起の良い食材は食べもんぢからで是非！

そもそも「縁起のいい食べ物」って？

私たちは、特別なお祝いの日を「縁起」と結びつけますよね。この縁起というのは、もともと仏教用語から来ています。「全てのものは、原因や縁によって生起する」という意味合いがあり、言い換えると、全ては繋がっているという考え方です。

今日あなたが食べる物も、その「縁起」が繋がって、今ここにあります。育ててくれた人がいて、食材を運んでくれる人がいて、それを売ってくれる場所があったからです。そんな食材の中でも、運気を上げ、縁起をより良いものにしてくれるのが「縁起のいい食べ物」です。

「縁起のいい食べ物」には、一見言葉遊びのようにも見えるものもあります。鯛を食べるとめでたいと言うのも、その一つ。これらは昔の人々の考え方で、「言霊」と言う概念から繋がっています。今の私たちが「言霊」を自然と意識して、食べ物を選んでいるのは、なんだか感慨深さがありますね。

「縁起のいい」食べ物9選！

ここからは、特別な日や結婚祝いにも使える「縁起のいい食べ物」を見ていきましょう。

①鯛

ゴロの良さからも、お祝いによく登場するのが「鯛」です。遡ること江戸時代でも、厄除けや金運アップにも繋がるとして、「鯛の骨」が持ち歩かれていました。この鯛の骨が、そのまま鯛の形をしていているのも驚きです。別名「鯛の鯛」と呼ばれ、特に真鯛の骨は美しく、希少性が高かったようです。

②小豆

あんこや赤飯など、オヤツにもおかずにも使える小豆。私たち人々が昔から愛して来た食材の一つで、日本最古の書物「古事記」にも五穀として記されています。小豆には邪気を払う効果があり、小正月に小豆粥を食べる習慣もあります。さらに小豆の赤色には、太陽・火・血などのエネルギーの強い「生命」を連想させ、特別な食材だと言われています。

③海老

目が飛び出したような形から「めでたし」と言う意味が含まれている海老。海老は脱皮を繰り返して成長するので、そのことから「新たに生まれ変わるように」「成長や出世するように」といった思いが込められます。飛び跳ねるように威勢もよく、生命力や力強さをイメージさせる海老は、お祝いの席や、結婚祝いにもぴったりです。料理に使いやすい桜えびも、オススメの食材です。

④昆布

昆布は「よろこんぶ」と語呂がいい事から、縁起物の定番食材です。「子生婦」と言う漢字にも使われて、繁殖力の高い事から「子供に恵まれますように」という思いが込められます。結婚式の引き出物、お料理などでも活躍し、おめでたい席には欠かせない食材です。食物繊維も豊富で、栄養価の高い面から、妊婦さんへのお祝いにも使えます。

⑤レンコン

たくさん穴があいた形をしているレンコン。向こう側を見通す事ができ、「将来の見通しもよくなる」と言われています。おせちにも定番で使われますが、明るい一年間になるようにという意味合いで使われています。酢漬けや、煮物にしたり、料理の一品としても活躍間違いなし。

⑥ごぼう

地中に根をはって成長する姿は、家や家業の安定と意味付けられます。おせちで定番の「たたきごぼう」や「ひらきごぼう」は、新年の運を開く力があるともされています。古くから悪い血を取り去ると信じられ、薬草のような役目もありました。実際にビタミンBやミネラルなど、不足しがちな栄養を補えることからも、体を整える食べ物であると言えるでしょう。

⑦おむすび

「良い結果を結ぶ」「良縁をつなぐ」といったように、おむすびには縁を結ぶ力があると言われています。おむすびの山頂には神が宿るとされ、「八百万の神」といった考え方をもつ日本らしい食材です。おむすびの由来は、古事記の「むすびの神」から来ていて、古くから人々に親しまれて来ました。おむすびに海苔や雑穀なども加えると、より健康な体で、良縁へと繋げる事ができますよ。

⑧カツオ

引き出物にも定番になっているカツオ。勝利祈願としても「勝つ男」といった意味合いが含まれます。硬くて頑丈な鰹節をお祝いに使うと「硬い絆で結ばれる」とも言われ、家族関係の絆にも結びつける事ができます。出産や入学など、内祝いにも縁起物として送られたり、もちろんお料理に使っても、華やかなお祝いをする事ができます。

⑨オクラ

オクラの形は五角の星型ですよね。そのことから「合格」に繋げる事ができて、受験前やお祝いにもぴったりです。また、ネバネバした特徴から「粘り強くありますように」と言う意味もあります。人生の中でここぞと言う「頑張りどき」に、粘り強く頑張る事ができるように、応援の意味を込めて「オクラ」を使ってもいいかもしれません。