若い頃は平気だったはずの食習慣。しかし歳を重ねるにつれて、体への影響も変わってくるものです。
どれほどダイエットで健康的な体を手に入れても、食習慣が乱れていると、リバウンドしてさらに前より太ってしまうことだってありえます。
そこで今回は「どんな食習慣が太りにくい体を作るのか？」を具体的にお伝えします。毎日どのように、そして何に気を付けて食事をするのか。痩せる食習慣を知って、健康的な体作りをしていきましょう。
ダイエットのあとの維持が重要
まずダイエットをして一時的に痩せるよりも、体重を維持する方が難しいものです。長い年月が経つと環境も変わるため、食事の習慣も変わりやすくなってしまうのが理由です。
そのため健康的な体を維持したい場合は、ダイエット中にだけ食事を意識するのではなく、継続的に「食生活」を改善していかなければなりません。そしてリバウンドをしないためにも、太りにくい体を作る食習慣に変えていくことが大切です。
つまり食事が整っていれば、一日の活動量が少ない人も、運動が苦手な人でも太ることはありません。ではどうやったら「太りにくい体」を作ることができるのでしょうか？
お腹がちゃんと空くまで食べない
太りにくい体を作るためには「空腹感」が鍵になります。
実は「お腹が空いてきた」という感覚は、前に食べた食材のエネルギーを使い切り血糖値が下がりました。というサインでもあります。
逆にあまりお腹が空いてない時に食事を食べてしまうのは、前に食べた食材のエネルギーが体に余っている状態です。その上で食材を追加すると、やはり体に余剰分のエネルギーがあることになります。それは脂肪に変わりやすいエネルギーに分類されてしまうということです。
そして「空腹感は最高の調味料」とも言われ、食事の満足感を上げるとても大事なもの。つい習慣だから、と食事を毎日決まった時間に食べている方は「自分は今、お腹空いてるのかな？」と体に問いかけて見ましょう。お腹がスッキリした状態で食べるご飯は、いつも以上に美味しいものになりますよ。
オヤツは栄養価で決める
ダイエット中なら我慢はできても、一生間食なしで生活するというのは難しいですよね。
もちろんたまにのスナック菓子ならご褒美としても問題ないですが、それが続くと待っているのはリバウンド。できるだけ脂肪が蓄積されないよう、日頃から食べるオヤツは「栄養価の高いもの」を選びましょう。
オヤツというとどうしても罪悪感を持ちがちですが、実は必要なものでもあります。オヤツを食べたいのに我慢しすぎると、ストレスがたまり結果として暴飲暴食に繋がってしまうからです。それらを避けるためにも、「栄養価のあるオヤツ」を取るようにすることが大切です。
ナッツや野菜チップス。他にもドライフルーツや乾き物など、少し意識するだけで栄養価の高いオヤツを食べることができますよ。
タンパク質をしっかりとる
日々の食事では「タンパク質」をしっかり取るようにしましょう。その理由はタンパク質の効果にあり、筋肉の分解を抑える働きを持っているからです。ついリバウンドをしないようにと、野菜やサラダばかりの摂取では、栄養が偏ってしまいます。
しっかりタンパク質を摂取できていないと、筋肉を維持することが難しくなってしまいます。リバウンドをしないためにも体の筋肉量を一定にして、代謝を落とさないようにすることが大切です。
タンパク質が豊富な食材として、脂身の少ないお肉、魚、豆腐、乳製品、卵など。一つの食品から毎日タンパク質を取るよりも、いろんな食材から摂取することで、飽きることなく食事を楽しむことができます。
腸内環境を整える食材を選ぶ
太りにくい体作りには、腸内環境を整えることも大切です。私たちが食べる食材から栄養を取っている「腸内環境」は、体に様々な影響を与えると言われています。
食事の偏りなどで便秘になると、腸内に悪影響な菌が増えてしまい、さらに血液をドロドロにさせてしまいます。血液循環が悪いと冷えやむくみ、肌荒れや疲労、さらに肩こりや腰痛まで…。
このように食べるものに制限を加え、痩せた体をキープできても、体調が悪くなっては意味がありません。不調がない健康な体作りのために「腸内環境にいい食材」を選ぶようにしましょう。例えば善玉菌が含まれ腸内環境をよくする食材として、味噌、醤油、ヨーグルト、チーズ、漬物、日本酒、納豆、キムチなどが上げられます。
このように、腸内環境に良い所在を意識して摂取することで、痩せた体をキープしながら体調も整えることができますよ。
まとめ
いかがでしたか？
太りにくい体を作るために「食習慣」を少し変えるだけで、体の体調がよくなり、便秘なども改善するようにもなります。
そしてしっかりお腹を空かせ、オヤツを栄養価で選ぶことで、リバウンドしずらくなる事がわかりました。
これからも食事を楽しみながら、健康的な体作りをしていきましょう。